仕事で怒られる(泣)。パターンを把握してストレスを減らそう

仕事で怒られる(泣)。パターンを把握してストレスを減らそう
この記事はこんな悩みを解決します
  • 仕事で怒られてばかりで悩んでいる
  • なぜ、怒られるのか理由が知りたい
  • 怒られた時の対処法が知りたい

仕事で怒られるとストレスになりますよね。私もよく納得できないことで怒られていてストレスを溜めていました。自分の経験から怒られるパターンと有効な対処法を見つけたので紹介します。

この記事を読むことで仕事で怒られるのを防ぐ方法が分かります。

仕事で怒られる(泣)。パターンを把握してストレスを減らそう

仕事で怒られるとモチベーションが下がって良い仕事ができなくなります。人の役に立てなくなるだけでなく、自分の幸福感も下がってしまいます。できるだけ怒られないようにしたいですよね。

こうした怒られる状況というのは3つのパターンに分けられます。

怒られるパターン
  • 報・連・相ができていない
  • 上司との相性が悪い
  • ただ単に虐められている

報・連・相ができていない

一番の原因はコミュニケーションによるものです。上司と密に連絡を取り仕事の進捗を報告するようにしましょう。

しかし、コミュニケーションは互いの意思疎通なので自分に明らかな非がない場合が多いです。そのため、相手が悪いと決めつけてしまいがちになります。

そこで一旦冷静になって考えましょう。怒られてストレスがかかっているかもしれませんが、自分が怒られた原因が相手にあると決めつけても問題は解決しません。まずは自分に問題があると思って考えてみましょう。配慮が足らなかった、意味が明確でない言葉を使った、誤解が怒りそうなポイントついて確認してなかった、など思い当たるものはありませんか?

上司の立場になって考えるのも有効です。何も相談なく仕事を勝手に進めてミスをされても上司はどうしようもないですよね。何か相談があれば助言ができるので結果的に同じミスをしたとしても上司自身の責任もあるので怒りが抑えられます。

そのため、仕事をするときには
・仕事を始める前の自分のプランで良いかの相談
・仕事をしている途中での相談
・仕事が終わり結果の報告
の3つを意識しましょう。

とは言っても、コミュニケーションを取りづらい上司がいるのも事実です。質問しても気の無い返事しかない、なぜか知らないけど怒っている、関係のない話で時間を無駄にする、などの上司もいるでしょう。

しかし、少なくとも一度は密なコミュニケーションにチャレンジして下さい。人間関係は自分の気持ちが反映されることが多いです。自分を「親しくなりたい」という気持ちでいっぱいにすると相手もそれを感じ取ってくれます。

例えば、好意を持って何度も話しかけてくる人に対してどう言った印象を持ちますか?自分も好意を持って接したくなると思いませんか。それに対し、仕事で仕方なくコミュニケーションを取ってくる人に対してはどう言った印象を持つでしょうか?悪い印象は持たないかもしれませんが、気持ちが仕事モードになるので必要最低限のコミュニケーションしか取らないと思います。この場合、互いの感情が離れているので密なコミュニケーションが取りにくくなります。

こうしたコミュニケーションを取っていると下記のような問題が起こります。

消極的なコミュニケーションによって起こる問題
  • 情報が正確に伝わらない
  • 都合の悪いことを報告しなくなる
  • 感情的に疲れる
  • 改善策が分からず同じミスを繰り返す

このように消極的なコミュニケーションを取っても互いに誤解が生まれます。上司としては「あんなに話したのに分かってない」と部下を怒ります。しかし、部下としてはきちんと報告、相談したつもりなので「頑張ってコミニケーション取ったのに分かってもらえなかった」と不満が溜まります。これではストレスが溜まるだけでいいことがありませんよね。

そのため、少なくとも一度は積極的なコミュニケーションにチャレンジして下さい。できれば何度もトライしましょう。何度も繰り返すことで親密さが高まる可能性が高まります。

上司との相性が悪い

これが2番目に多い原因です。例えば、上司が自分の立場を守るために仕事をしているのに部下が社会的な意義を考えて仕事をしているとコミニケーションがうまくいきません。

互いにゴールが全く違うのでいちいちコミニケーションに時間がかかります。また、時間をかけた割に互いの溝が埋まらず支持された通りの仕事をやっても上司は「自分の支持を理解できていない」と不満が溜まります。

このように相性が悪いとコミュニケーションのコスパがかなり低下するので十分なコミュニケーションが取れず怒られる原因になります。

私の上司も取り締まりから言われたことをするだけの人で顧客のため、という考えがない人でした。そのため、顧客に何のメリットもない実験を命じられて何度も対立しました。しかし、立場が低いほうが会社では不利なので私の意見が通ることはありませんでした。

上司との相性が悪いと怒られることが多くなり、ストレスが溜まるので部署の移動を希望するか転職を検討しましょう。

ただ単に虐められている

怒られる原因として怒られやすいキャラがあります。同じことをしたとしてもこの人には怒るけどこの人には怒らない、ということがあると思います。

あなたの職場ではどうでしょうか?普段から怒られることが多い人がミスをした場合に必要以上に怒られる、ということはありませんか?上司は怒りやすい人を選んで自分の怒りを発散させています。

これは普段の生活でも当てはまります。好きな人が机にコーヒーをこぼしても許せますが、嫌いな人がコーヒーをこぼすと「なにやってんの(怒)」と怒ってしまうことがあると思います。

これは自分のメリットとデメリットを瞬時に判断しているからだとされています。良い関係を築いている人に怒ると自分の人間関係というリソースを失うことになります。しかし、関係がすでに悪化している人であれば怒っても失われるリソースがないのでデメリットがありません。

怒られた時の対処法

上記のパターンを把握していても怒られてしまうことがあります。
ムカつくかもしれませんが、自分の成長に繋がる場合もありますので感情的にならず冷静に対処しましょう。

まずは落ち着く

最初にも書いたように怒られると感情的になってしまいます。そのため、原因を自分以外に考えてしまいがちになります。感情的になっている場合いは少し時間を置いて、冷静になってから振り返りましょう。

第三者の立場に立ってまずは自分に非があるのではないかと考えます。その上で上司の悪かったところを考えましょう。

相手の事を理解しようと聞くことに集中する

怒られたからといって言い返してもストレスが溜まるだけです。お互いに感情的になっているので建設的な話し合いはできません。そのため、相手が何を言いたいのかしっかりと聞くようにしましょう。
重要なのは下記の3つです。

  • 同情する;相手の気持ちになって話を聞くようにしましょう。自分の立場で考えていてもお互いの溝が埋まりません。
  • 同意できる部分を見つける;怒られているときは自分と違うところに目が向いてしまいます。同意できる部分を確認することで互いの意見に共感できるようになります。
  • 相手が感情的になる前に引き下がる;相手が感情的になる兆候が見られたら引き下がりましょう。自分の意見をいっても相手は冷静でないので無駄に怒られることになります。それなら、一旦引き下がって別の日に話し合いましょう。

反抗する

怒られているのは自分に怒りやすいからかもしれません。もし、他人がやっても怒られないのに自分がやると怒られる、という時には反抗しましょう。

反抗することで相手は「面倒臭いやつだな」という印象が持つのでむやみに怒らなくなります。相手が間違っているのに理不尽に怒られたままにするのは一番いけません。相手が調子に乗って自分を攻撃しやすくなります。道理に合わないことを言ってるときは指摘しましょう。

また、同僚との人間関係を強くすることも効果的です。同僚と仲良くしていることで「こいつを怒ったら他の人からも反感を買うな」と思わせることができます。

第三者に仲介してもらう

仕事で怒られて反抗した場合にもっと怒られて険悪なムードになる可能性があります。その時は第三者に仲介してもらいましょう。2人で解決しようと思っても冷静でいられないので解決できません。

アメリカでマネジメントの研究をしているローリー・ブロードリンクは職場で対立が起こった時には第三者の介入が有効と述べています(R)。
ただ、中立でない立場の人に仲介されると関係が悪化する場合があるので気をつけましょう。

職場で怒られることの心理的悪影響

職場で怒られているとストレスが溜まるので心理的に悪影響が出てきます。

怒られることの心理的悪影響
  • 会社に来たくなくなる
  • 小さなことが気になり集中できない
  • 社会的不安感が高まる

会社に来たくなくなる

怒られることが多いと会社を欠勤しがちになります。ストレスから逃げるためには有効な手段です。会社に対してネガティブな感情を持っているのでわざわざストレスを受けに行こうとは思いませんよね。

ただ、会社に行かないだけではなくて転職も考えましょう。転職という選択肢もあることで職場でのストレスにも柔軟に対処できます。

小さなことが気になり集中できない

何度も怒られていると小さなミスでも怒られるのではないかと不安になります。自分に仕事をコンロトールできるという感覚がなくなるので無力感を感じやすくなります。こうした環境では集中できないので生産性も低下します。

こんな状態ではスキルアップも出来ないですし、キャリアアップなんてもっと出来ないです。

社会的不安感が高まる

何度も怒られていると「自分が社会に必要とされていない」と感じてしまいます。また、「こんな自分がこれから社会で生きていけるのか」と不安になります。

これは人生に希望が見えないのでとても大きなストレスになります。お金も職もない状況になると考えると恐怖すら感じますよね。

まとめ

今回は仕事で怒られるパターンとストレスを溜めないための対処法を紹介しました。

できるだけ、怒られないようにして自分の自信を失わないようにしましょう。また、成長型マインドセットを身につけるのも有効です。自分が怒られていても成長して怒られないようにできるというマインドでいればストレスを感じにくくなります。

こうした対策をしてもストレスを感じてしまう場合は転職を考えましょう。
今の会社で消耗するよりもずっと良いです。

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