モチベーションが上がらない5つの理由。具体的な対処法も紹介します。

モチベーションが低下する原因と対処法
この記事はこんな悩みを解決します
  • モチベーションが上がらない原因が知りたい
  • 楽しく仕事がしたい
  • 苦手な上司の対策法が知りたい

せっかく仕事をするなら前向きに仕事がしたいですよね。しかし、多くの人はどうして仕事が嫌いになるのか根本的な原因を把握できていません。今回はあなたが楽しく仕事ができない原因について掘り下げて解説していきます。

この記事を読む事で仕事でモチベーションが上がらない理由とその対処法が分かります。

モチベーションが上がらない5つの理由。具体的な対処法も紹介します。

仕事でモチベーションが上がらないと業績が悪化するだけでなく精神疾患のリスクが増えたり離職率が増えて安定した職場が維持できなくなります。

こうしたリスクを抑えるためにモチベーションが上がらない理由とその対処法を学んでおきましょう。

モチベーションが上がらない5つの理由
  • 仕事の理由がない
  • 難易度が適切でない
  • 疲労している
  • 裁量がない
  • サポートがない

仕事の理由がない

指示された仕事が重要だという理由が示されていないとモチベーションが低下していまします。

多くの上司は指示だけして明確な理由を示しません。理由を聞いても「会議で決まったから」、「社内の方針として」という答えでは誰のための仕事なのか分からないのでモチベーションが低下します。

さらに、仕事の理由がないと責任感が持てなくなります。

誰のための仕事なのか、自分が質の悪い仕事をすることで誰が困るのかを考えて仕事をすると責任感が高まります。実際にペンシルバニア大学で行われた研究では責任感が低い人が仕事をする場合、その仕事が社会的に重要でないとモチベーションが上がらないという結果が出ています(R)。また、この改善策として顧客の感謝の手紙や幸せな体験などを読むことでモチベーションが高まった、という結果も得られています。

対策

対策としては自分で理由を考える、仕事を後回しにする、という方法があります。

上司から説明がなくても自分で想像して意味を持たせる事ができます。これである程度納得して仕事ができるのですが、どうしてもわからない時には後回しにしましょう。無理に仕事をしてもモチベーションを低下させる原因になります。

仕事ができていない理由を聞かれた時には急ぎの仕事なのか?急ぎの理由は何か?を聞くようにしましょう。これにより仕事の理由を聞き出せるかもしれません。

難易度が適切でない

与えられた仕事が簡単すぎたり、複雑すぎるとモチベーションが低下してしまいます。

例えば、ひたすら商品を箱に詰めていくだけの作業だと自分のスキルアップが見込めないのでモチベーションが低下します。また、仕事内容の専門性が高すぎるなどが原因で自分には無理だと思ってしまってもモチベーションが低下します。

また、人には自分の有能さを示したいという欲求があります。この欲求は集団で生き抜いていくために自分が集団にとって有用だと思わせなければならなかった、という論理に基づいています。難易度が簡単すぎても難しすぎても自分が有能だと示せないのでモチベーションが低下します。

対策

簡単すぎる場合は仕事の取り組み方を変えてみましょう。
エクセルの簡単な入力の場合はVBAを使って自動に入力するプログラムを作る、などです。単純作業も敢えて難しくすることでモチベーションが高まります。

難しすぎる場合は仕事を細分化しましょう。カテゴリー別に分けて何が優先順位が高いのか?どうしたら効率よく仕事が進むのかを考えましょう。

大きな一塊りで考えるのではなく、問題を小さく切り分ける事で問題を簡略化できます。また、小さくした課題をクリアしていく事で仕事が前に進んでいる、という感覚が生まれるのでモチベーションが高まります。

疲労している

ストレスや疲れが蓄積しているとモチベーションが低下します。
日々の生活の中では仕事以外にも家事や子育てなど様々なことを行わなければなりません。そのため、体と心がしっかりケアできているのか注意してみましょう。

肩こりや頭痛など体の疲れは感じやすいのですが、ストレスや疲労感は気づけないことがあります。なんとなくやる気が出ない、休んだはずなのに疲れている、という時はストレスや疲労が原因かもしれません。

対策

体の疲労だけではなく心の疲労もケアするようにしましょう。

例えば次のようなことに気をつけてください。

  1. 8時間の睡眠をとる
  2. 15分でもいいので運動する
  3. バランスのとれた食事をする
  4. タバコ、お酒、カフェインの量を制限する

プライベートの過ごし方もモチベーションが低下する原因となります。

イギリスのラフラバー大学で行われた研究では
・プライベートで仕事と関連の深い趣味を適当にやる
・仕事と関連の無い趣味を熱心にやる
この2つを行うことで仕事のモチベーションが上がることが分かっています(R)。

理由としてプライベートでの過ごし方によって「自分にはできる」という感覚やストレスの発散などのモチベーションの源泉になるリソースが得られやすいことが考えられています。

裁量がない

意思決定権がないとモチベーションが低下します。

例えば、他社と会議をしても参加者に決定権がない場合「持って帰って検討してみます。」となってしまい会議が前に進みません。こうした生産性の低いことをしているとモチベーションが低下します。

仕事をするときは変化に柔軟に対応しなければなりません。しかし、意思決定権がない場合は変化が起こる度に上司に判断を仰がなければならないので仕事が前に進まず、ストレスが溜まってしまいます。

対策

裁量をもらえるように交渉しましょう。会社は生産性をあげて利益を確保したいので合理的な説明ができれば受け入れてもらえます。確認にどれだけの時間を取られているのか、その時間を使えばどれだけの仕事ができるのか数値化してみましょう。

この作業は面倒ですが一度承認をもらえれば格段に仕事がしやすくなります。それまでは少し頑張ってみましょう。

また、仕事の原理原則を教えてもらうことも有効です。仕事でつまずいてものそ原理原則に沿って仕事が進められるので上司に確認する煩わしさが減らせます。

こうした工夫をしながら仕事をすることをジョブクラフティングと言います。モチベーションがアップし、自分のスキルアップを促進してくれます。詳しくは以前の記事を参考にしてください。

サポートがない

仕事を進める上でサポートがないと「自分は期待されていないのではないか?」、「どうでもいい仕事を任されているのではないか?」と感じるようになりモチベーションが低下します。

また、この方法でいいのか迷いながら仕事をするので目の前の仕事に集中できなくなります。小さなリスクや失敗した時のことで頭がいっぱいになり前向きに考える事ができなくなります。

対策

仕事に取り掛かる前に自分から誰かに相談しましょう。仕事に取り掛かった後に失敗しても誰も何も出来ません。これで失敗しないと言う確証を持って仕事に取り掛かると成功率が上がり集中して仕事ができます。

仕事を終えた後は事後報告も忘れないようにしましょう。相談に乗ってくれた人は相手のことを気にかけています。うまく仕事が進んだのか報告すると相手も安心します。また、トラブルが起こった場合にも助言してもらうことでお互いにスキルアップする事ができます。

モチベーションが上がらない上司の11の特徴とその対処法

モチベーションが上がらない原因として仕事の進め方に問題があると言うことを紹介してきました。ただ、こうした仕事の進め方をする原因として上司の問題があります。

上司が能力不足だったり、無神経だったり、不正直だとモチベーションが低下します。こうした上司と関わらないようにしたいところですが、自分で上司を選べないので関わるしかないという状況がよくあります。

コロンビア大学の研究者はこうした上司にどのように対処すればいいのかという問題に対して悪い天候のように考えることを推奨しています(A)。

雨が降ったら雨雲を移動させようとせず、傘をさしますよね。
上司が最悪だったとしても上司の性格を変えようとはせずにその上司とどうすればうまくいくかを考えます。感情的になって上司と対立しても状況がさらに悪化するだけで自分が損をすることになります。

では、モチベーションを下げる上司の特徴とその対策法を紹介していきます。

モチベーションを下げる上司の特徴
  • 感情の起伏が激しい
  • 疑り深い
  • 心配性
  • 控えめ
  • マイペース
  • 傲慢
  • 考えなしに行動する
  • 目立ちたがり屋
  • 創造力が豊かすぎる
  • 厳格
  • 上司に忠実

こうした特徴は完全に悪いと言う訳ではなく良い点もあります。良い点と悪い点、さらにこの特徴を持った上司の対策法を紹介します。

感情の起伏が激しい

良い点;情熱的でチームの雰囲気をよくすることがあります。
悪い点;気分に振れ幅があり一時的な感情をうまくコントロールできないため他人を傷つける言動をするときがあります。

対策

このタイプの上司への対策として感情的にならないという方法があります。褒められたり怒られた時でも落ち着いて嵐が過ぎるのを待つという姿勢で対処しましょう。この上司の言動にこちらも一喜一憂していたら感情的に疲れモチベーションが低下してしまいます。

疑り深い

良い点;情報に対して慎重で間違った決断をしにくいです。
悪い点;何事にも疑ってかかるせいで部下と良い関係を築きにくいという特徴があります。最悪のケースを想定するため部下のミスや他人からの批判に敏感で部下は悪い報告が出来なくなってしいます。

対策

このタイプの上司への対策としてデータを使って議論するという方法があります。上司が自分を信頼していると思ってはいけません。

心配性

良い点;部下の行動をよく見てアドバイスするため部下の自信がつきやすいです。
悪い点;ミスをしたり他人から非難されるのを嫌います。そのため、困難な仕事を避けたり必要以上に情報を集めようとするため行動が遅くなるという欠点があります。

対策

このタイプの上司の対策としてゆっくりでも仕事を進めるという方法があります。仕事を中断してはいけません。ゆっくりでも進めることで情報を集めて動けない、という状態を避けることができます。
もし、仕事が進まないと言う場合はチャレンジしないことのリスクを提示して説得してみましょう。

控えめ

良い点;自分の能力の範囲でしか仕事をしないため無理な仕事を引き受けません。
悪い点;自分に自信がなく部下とのコミュニケーションが苦手です。ポーカーフェイスで何を考えているのか分からないため部下はどのように接したらよいか分からなくなります。

対策

このタイプの上司の対策としてはコミュニケーションをメールで取るようにするという方法があります。面と向かってのコミュニケーションやプライベートに関わられることを嫌います。

マイペース

良い点;周りで何が起こっても自分のペースで仕事を行います
悪い点;受動的で対立を避けることを好み、部下の意見に協力的になりません。どんなに刺激しても自分のスタイルを変えようとせず部下のやる気にブレーキをかけることがあります。

対策

このタイプの上司の対策としては柔軟に変化することを期待しないと言う方法があります。どんなにポジティブな報告でも上司からの同意や助言はないと想定しておきましょう。仕事に対する考え方が全く違うので自分の想定はあてになりません。

傲慢

良い点;良い点はほとんどなく、この特徴はできるだけない方が良いです
悪い点;ナルシズムで部下の失敗を許さないという特徴があります。自分の出世にしか興味がなく責任を認めようとしません。権力を求めているので部下の出世は考えず自分に損害を与えるような行動には敏感です。

対策

このタイプの上司の対策として相手のエゴを認め、称賛するという方法があります。攻撃されると厄介なので敵に回さないように注意しましょう。
このタイプの上司はダークトライアドに当てはまる人が多いです。

考えなしに行動する

良い点;決断が早く物事が早く進みます。
悪い点;衝動的に行動するため無駄なリスクを取る傾向があります。退屈しがちでミスをしたとしても自分の行動を改めようとしないため部下は振り回されることになります。

対策

このタイプの上司の対策としてはリスクを提示すると言う方法があります。「この仕事をしたらこんなリスクがありますよ。誰が責任取りますか?」といった方法で行動を思いとどまらせるようにしましょう。

目立ちたがり屋

良い点;気取っていて脚光を浴びることを好みます。
悪い点;部下の出世よりも自分のアピールに必死でミスをしても部下のせいにしようとします。

対策

このタイプの上司の対策として上司を喜ばせるように振舞うという方法があります。自分の成果を横取りして注目を浴びようとしますが、争ってはいけません。上司を褒めて調子に乗らせましょう。そのうちボロが出て恥をかきます。

創造力が高すぎる

良い点;奇抜で独創性の高いアイディアを出します。
悪い点;想像もしてなかったようなアイディアや合理性を欠いたアイディアのため賛同されにくいです。

対策

このタイプの上司の対策として上司のアイディアを尊重するという方法があります。ただ、最終的な目標を見失いがちなため、アイディアを目的に応じて修正していく必要があります。斬新なだけのアイディアではモチベーションが下がるので合理性があるかに注意を払いましょう。

厳格

良い点;規律のある組織を作るのに役立つ時もあります。
悪い点;強制的で仕事を細かく管理しようとします。完璧を求めるため状況の変化や優先順位の変化に対応できず不可能な仕事を要求します。

対策

このタイプの上司の言うことを気にしないのがベストです。「これをしたら怒られるかも」と怯えてしまいます。しかし、怒られるかどうかではなく、自分の仕事の質が高まかどうかを考えて仕事をしましょう。顧客の満足度が高まれば厳格さに対抗できます。

忠実

良い点;忠実に言われた仕事をしようとします。
悪い点;忠実なのは自分よりも上の人間に対してだけです。そのため、部下の成長や安心に対して優先順位が低く、機械のように雑に扱うことが多くなります。

対策

このタイプの上司に対しては法令順守を心がけるという対策があります。上からの指示が絶対と思っているので部下が法律や倫理に反した行動をすることになっても気にしません。自分の身を守るために越えてはいけない一線を持っておきましょう。

上司との関係を維持するコツ

今回紹介した対策を行うためには自分の感情を制御することが重要になります

この能力は感情的知性と言われ、自分や他人の些細な感情の変化を感じ取り、互いの感情を良い方向へ持っていくスキルの事を言います。

上司に合わせて行動するためにも自分が感情的になってしまったら上手く対応できませんよね。

私もこうした問題を抱えていたので瞑想をするようにしました。毎朝、20分だけ瞑想するだけでも自分が感情的になっているな、と気付けるようになりました。上司との関係がひどくならないのも瞑想のおかげかと思っています。
瞑想のやり方については下記の記事を参考にしてください。

上司の悪影響

アメリカのコンサルティング会社のHogan Assessment Systemsが行った研究では上司がこうした特徴を持っていると様々な悪影響が出るとしています(R)。

上司が部下に与える悪影響
  • 部下が上司を信用しなくなる
  • 仕事の変化に柔軟に対応できなくなる
  • 個人のスキルが向上しない
  • 成果を上げられない

こうした悪影響により1人間違った人を管理職に選ぶと50万ドルの損失になるという試算も出ています。

優れた上司が少ない理由

管理職を選ぶ際にはマネジメント能力ではなく過去の実績を基に判断されていることが多いです。現場で良い成績を残せたからと言って上司の才能があるとは限らないのですがそれしか評価基準が無いようです。

そのため、多くの企業には適切に役割を果たせない上司が多くいます。

上司の悪い特徴は普段は見れないかもしれませんが、プレッシャーがかかったり、仕事に疲れたりしているとこうしたダークサイドの一面が出てくる可能性が高まります。自分の上司がどんなダークサイドを持っているのか把握して適切に対処できるように準備しておきましょう。

どんな上司が優れた上司かは以前の記事でまとめていますのでこちらを参考にしてください。

モチベーションが上がらない悪影響

モチベーションが上がらないことで下記の様なデメリットが生じる事がわかっています。

モチベーションが上がらないデメリット
  • 幸福感が低下する
  • 自分の価値が上がらない
  • 周りから誤解される
  • 社風が悪化する

幸福感が低下する

モチベーションが上がらないと仕事での成果も出にくくなるので幸福感が低下します。

私たちは無意識のうちに他人との比較を行います。
職場の同僚が次々と成果を出している、同じ年齢なのに役職がついている、など私たちは無意識のうちに他人と自分を比較します。そして、自分が相手よりも劣っていると感じると自分が幸せでないと判断します。

また、モチベーションが低いと仕事が楽しくありません。仕事は人生の多くを占めるので仕事が楽しくないと人生そのものが楽しくないと感じてしまいます。さらに、モチベーションが高い人は楽しそうに仕事をするのでここでも他人との比較を行ってしまい自分が不幸だと感じます。

不幸は他人にも伝染します。自分が不幸だと感じていると言葉の節々に愚痴などのネガティブな感情が現れるので周りの人もネガティブな気分になってしまいます。

自分の価値が上がらない

モチベーションが上がらないと新たなスキルを身につけたり、困難な仕事に挑戦でいないので自分の価値も上がりません。

企業は年齢に応じた経験やスキルを望んでいます。しかし、モチベーションが低いまま仕事をしていると能力が向上しにくいので同じ年齢の人よりも良い仕事がでいなくなり、必要とされない存在になってしまいます。

もし、不況になり転職を考えなければならない、となった時に能力が向上していない自分を採用してくれる会社があるでしょうか?
こうしたもしもの時の備えのためにもモチベーションを高くして仕事をする必要があります。

周りから誤解される

モチベーションが低いまま仕事をしていると真面目に仕事をしていないと誤解されます。

モチベーションが低いと持ってくる資料を間違える、会議室の予約を忘れるなど思ってもいなかったようなイージーミスをしてしまいます。こうしたミスは他の社員の負担になりトラブルの原因となります。
自分ではちゃんと仕事をしようと思っていてもその様子を見ている人はただ単に不真面目なだけだと捉えてしまいます。

このような状況で給料やボーナスをもらっていると周りの不満が高まり、自分への風当たりが強くなってしまいます。

社風が悪化する

自分のモチベーションは高いから問題ない、と言う訳ではありません。

社員のモチベーションが上がらないのは個人の問題ではなく、会社全体の問題の可能性が高いです。それにもかかわらず、社員のやる気が低い原因を個人に押し付けていては社風が悪化するだけです。

その影響が巡り巡って自分にも帰ってきます。例えば、従業員が成果を出せなくなる、離職率が増える、精神状態が悪くなり社員が休みがちになる、などです。

そんな時にやってはいけない対処法もあるので紹介しておきます。

やってはいけない対処法
  • 無視する(仕事を与えない)
  • 相手の意見を聞かず仕事を押し付ける
  • 甘やかせる
  • 罰を与える
  • クビにする

このような対策をしても何も解決しません。良い会社にしていくためにも相手の意見を聞いてお互いにどのような対策が可能か話し合いましょう。

モチベーションを低下させない方法

モチベーションを低下させる出来事はインパクトが強いため、モチベーションが低下しにくくなる様に準備しておく必要があります。

そのための8つの対策を紹介します。

  1. 休日を規則正しく過ごす
  2. 要求されていることを明らかにする
  3. トラブルに巻き込まれない
  4. ルーティーンを作る
  5. 快適な環境を維持する
  6. マルチタスクしない
  7. 昼休みに散歩する
  8. 小さな成果も大きく喜ぶ

休日を規則正しく過ごす

私たちは多くのストレスに晒されています。だからと言ってお菓子やジャンクフードを食べ過ぎたり、睡眠時間を長くして生活のリズムを崩してはいけません。

規則正しい生活をすることで体にリズムが生まれストレスに強くなります。

要求されていることを明らかにする

自分の仕事が明確に定義できていない場合ストレスが溜まります。上司からの仕事の目的や意図を理解して仕事をしましょう。

もし、自分にその仕事をする能力がないと思ったらすぐに上司に言いましょう。無理に仕事をして失敗するよりも正直に話した方が互いの利益になります。

トラブルに巻き込まれない

職場では感情的になり人間関係のトラブルが起こることがあります。人なので常に冷静にいられる訳ではありません。そうしたトラブルに巻き込まれるとイライラして仕事に集中できなくなりストレスが溜まります。

その為、職場では宗教や政治、誰かが傷つくような噂話には関わらないようにしましょう。

ルーティーンを作る

出社までにやることや出社してからの業務をルーティーン化していきましょう

普段と違う判断を繰り返していると脳が疲れてストレスの原因になります。毎日の着ていく服や朝食のメニューを固定化することで考える煩わしさが無くなりますよね。
また、ルーティーン化することで集中力も高まり易くなり仕事が進むというメリットもあります。

快適な環境を維持する

テーブルが整理されていなかったり、椅子が合っていないとストレスの原因になります。腰や背中の痛みの原因にもなりストレスになります。

自分にあったクッションやブルーライトカットのメガネなど職場の環境をできるだけ快適にするように心がけましょう。

マルチタスクしない

マルチタスクは時間を有効に使っているように見えてしまいます。しかし、実際は集中力を低下させ生産性を低くします。

何かの仕事をするときにはその仕事だけに集中し、終わってから別の仕事をしましょう。1つの仕事に集中することで生産性が増し、ストレスも少なくなります。

昼休みに散歩する

多くの仕事はデスクワークが中心になって来ています。長時間椅子に座っていると気分がリフレッシュできずストレスになります。

その為、昼休憩には少し散歩をしましょう。気分がすっきりするだけでなく、姿勢が改善され肩こりや腰痛を抑えてくれます。また、ストレスホルモンを低下させ、認知機能の改善にも効果があることが知られています(R)。

小さな成果も大きく喜ぶ

たとえ小さな成果だとしてもポジティブな感情を増幅させ大きく喜ぶことを意識しましょう。その成果が他人のものだったとしても自分のことの様に喜ぶことで仕事が楽しくなります。

成果をあげて喜んでいるのを見て嫌な気持ちになる人はいないですよね。誰も嫌な気持ちにならないのでメリットしかないです。

手放しで喜べない様な成果だとしても批判的に考えるのは後にしましょう。一旦喜ぶことで気持ちがポジティブになりモチベーションが高まります。

他にもモチベーションを高めて維持する方法をまとめた記事があるので参考にしてください。

まとめ

今回はモチベーションが低下する理由とその対処法を紹介しました。

こうしたモチベーションについての考え方は心理学的にも解明されてきている内容です。
モチベーションを維持して楽しく仕事ができるようにしていきましょう。

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