GRITの鍛え方。自分に適したやり抜く力の育て方

GRITの鍛え方。自分に適したやり抜く力の育て方
この記事はこんな悩みを解決します
  • GRITって何?
  • GRITを身につける方法が知りたい
  • 自分に適したやり抜く力の育て方が知りたい

次々と新たなことにを達成できる人とそうでない人がいます。この違いはどこから来るのでしょうか?自分が目標にしたことを達成できる人間になりたいですよね。

この記事を読むことで目標達成に必要なやり抜く力の育て方がわかります。

GRITとは?自分に適したやり抜く力の育て方

成功するためには才能が必要と思っていませんか?

ペンシルバニア大学のアンジェラ・ダックワークスの研究では成功者の多くは才能ではなくGRITと呼ばれるやり抜く力が高い、という共通点があることが分かっています。

才能と言うのは曖昧な表現で科学的な表現ではありません。それよりかはGRITのように困難なことに直面したとしても諦めずに挑戦できる力、と言われた方が具体的で参考になります。
GRITについての詳しい内容については下記の記事を確認してください。

成功するために必要とされているGRITですが、どうすれば正しく身につけることができるのでしょうか?

やり抜く力の身につけるための準備

やり抜く力を高めるためには自分を知らなければなりません。自分が興味のないことをしてもやり抜く力は身につきません。それに、自分がどんな人間なのか知ることで諦める原因になりそうなものを事前に予測し対策を立てることができます。

そのため、まずは自分に下記の質問をして見ましょう。

  1. 情熱を捧げれるものは何ですか?
  2. 今までで一番苦労したことは何ですか?
  3. あなたの強みは何ですか?
  4. 成功するためにはどんな障害が待っていると考えられますか?
  5. 誰があなたの成功を喜んでくれますか?
  6. 成功した時にあなたはどんな状態ですか?

情熱を捧げれるものは何ですか?

スポーツや音楽、料理など何でもいいです。例えばお金持ちになってスポーツを観戦しながら暮らしたい、バンドを作って多くの人に聞いてもらえる曲を作りたいなどです。

自分が本気で成し遂げたいことが何か考えて見ましょう。

今までで一番苦労したことは何ですか?

自分の能力の限界に挑戦した時のことを書きましょう。部活や習い事、勉強など頑張った体験を書きましょう。最初はどんな気持ちだったか、それをやって行くうちにどんな気持ちになったか書いて見ましょう。

頑張ったことがないと言う方も自分の経験の中で一番辛かったことを書いて見ましょう。他の人にとっては小さなことでも自分を蔑む必要はありません。

あなたの強みは何ですか?

自分が他の人よりも優れている能力を書いて見ましょう。何も思いつかない場合は他人の仕事ぶりを見てイライラした時を思い出してください。他人の能力が自分よりも劣っているためにイライラしたのかもしれません。
また、強みを活かせたと言う体験があれば書いて見ましょう。他人から見てそうでなかったとしても自分が強みが活きたと感じた体験でいいです。

もっと、自分の強みについてちゃんと考えたい、と言う方は下記の記事を参考にしてください。

成功するためにはどんな障害が待っていると考えられますか?

何かに挑戦したことのある人はどんな時に挫折しそうになったか書いて見ましょう。実際に挫折したり失敗した経験でもいいです。

挑戦したことが人でもモチベーションが低下した時の体験や挑戦できなかった理由を書いて見ましょう。そこから自分がやり抜く力を身につける時に障害となるものが見えてきます。

誰があなたの成功を喜んでくれますか?

自分が成功した時に喜んでくれる人の顔を思い浮かべましょう。人は自分のためだけではやり抜く力を発揮できません。誰かのために、と言う思いがあって自分の持っている以上の能力が出せます。

親や友人を喜ばせたいと思った方が自分を制御して努力できますよね。

成功した時あなたはどんな状態ですか?

成功した時の自分と今の自分の違いを考えて見ましょう。困難なことにも逃げずに挑戦したため人間的に成長した自分が描けるはずです。もし、挑戦しなかった場合は今と大した違いは生まれないでしょう。

やり抜く力の正しい育て方

やり抜く力を身につけるためには文章を読むだけではなく実戦しなければなりません。生活の中でも仕事や趣味、家事など何か目標を決めて取り組めることがあると思います。このような実戦でやり抜く力が身につきます。

多くの人は頭ではわかっていても実戦でうまく行かず、やり抜く力を身につけられないままになってしまいます。

では、どうしてやり抜く力が身につかないのでしょうか?

やり抜く力を育てるための5つの要因
  • 情熱
  • 目標設定
  • 幸福感
  • 謙虚さ
  • 自制心

これらの5つを正しく理解することでやり抜く力が高まります。

情熱

やり抜く力があるからといって何に対しても情熱があると言う訳ではありません。自分の興味の対象を絞ることでやり抜く力が育ちます。何に対しても情熱があるという状態ではエネルギーが分散してしまいますよね。

お金のためではなく、自分が純粋に好きなことは何ですか?
失敗することがないと仮定してこの問題を考えると情熱を注げるものが見つかります。

目標設定

目標設定ができていないと困難なことに耐えるエネルギーが出てきません。正しい目標を設定することで集中して取り組むことができるようになります。

目標設定には数値化できるものと数値化できないものを組み合わせると良いとされています。例えば、勉強時間やお金などは数値化できる目標で集中力や忍耐力などは数値化できない目標です。

他にも目標設定を敢えて曖昧にすると言う方法もあります。

幸福感

幸福感が高いと成功しやすいとうことも分かっています。多く人は成功したから幸福だと考えてしまいますが実は逆のようです。
幸福感が高い人はPERMAと言う5つの要素を持ち合わせているようです。

PERMAとは?
  • Positive;ポジティブな感情のことです。何か良いことがあった時には立ち止まってポジティブな感情を味わうようにしましょう。
  • Engagement;何かに熱中することです。自分の強みを活かしていると熱中できる可能性が高まります。
  • Relationship;人間関係のことです。持続的な幸福感の高い人は質の高い人間関係を持っているようです。
  • Meaning;自分の人生に意味を見いだすことです。他人のためや家族のためといった目的や意味を持っていると幸福感が高まります。
  • Achievement;達成することです。自分が始めたことを達成できると言う感覚を持つことで幸福感が高まります。

これらの要素を持つことでやり抜く力も高まるようです。

謙虚さ

成功者は’謙虚さを持っていることが多いです。誰かからアドバイスをもらった時に謙虚に受け入れないようでは問題が解決せず、モチベーションが低下する原因になります。

また、今の自分があるのも家族や友人、社会に支えられてきたからだ、と思うことで困難なことにも挫けないメンタルを手に入れることが出来ます。常に恩返しをするという気持ちでいることで相手ニーズを的確に捉えられるようになり良いサービスが作れます。

自制心

自制心がないと感情に任せて行動してしまい、物事がうまく進まなくなります。自分を律することで問題を解決する糸口が見つけられたり、お酒やタバコなど生産性を低下させるものをなくすことが出来ます。

挑戦を諦めたくなったり、やらなければならないことが面倒だと感じた時には自分の強みや他人からの支え、やり遂げた後の自分を想像するようにしてみましょう。感情的になるのを抑え理性的な行動を促してくれます。

まとめ

今回はやり抜く力の育て方について紹介しました。

まずは自分がどんな人間かを知り、5つの要因を高めて日々の生活で挑戦していくとやり抜く力が高まるようです。

何を頑張るかよりもどう頑張るかが重要みたいですね。その過程で培った能力が仕事にも活かされますし、人としての魅力になると思います。

すでに何か努力されてる方やこれから何か始めたいという人の参考になれば幸いです。

関連記事