仕事が辛い人必見!ストレスの原因別に対策法を紹介します

仕事が覚えられない原因と対処法。ストレスを溜め込まないために
この記事はこんな悩みを解決します
  • 仕事が辛くてどうしたらいいのか分からない
  • 仕事のストレスを減らす方法が知りたい
  • なぜ仕事が辛いのか分からない

仕事が辛いと言う悩みは多くの人が抱えています。思ったような仕事ができなかったり、人間関係がうまくいかないこともあるでしょう。転職したり独立できればいいのですがそう言うわけにもいかない人も少いるでしょう。今回はそういった仕事に辛さを感じている人に原因別の対策方法を紹介していこうと思います。

この記事を読むことで仕事が辛い時の対処法が分かります。

仕事が辛い人必見!ストレスのパターン別に対策法を紹介します

仕事が辛い原因は大きく分けて3パターンに分類されます。

仕事が辛い3つの原因
  • 人間関係…上司や同僚との関係、パワハラ、コミュニケーション
  • 仕事内容…仕事の将来性や仕事への興味がない
  • 待遇…労働時間が長い、給料が低い

それぞれについて詳しい対策法を紹介します。

人間関係

多くの人は人間関係が原因で仕事が辛くなります。人と人がコミュニケーションを取ると言うことは非常に複雑な作業ですし、コミュニケーションを取ろうとしても論理的に話ができない人は結構います。そういった人にどう伝えたら伝わるのか、と言うのを考えるのはかなりのストレスになります。

こうした人間関係におけるストレスをまとめると下記のように分類されます。

人間関係におけるストレス
  • 上司との意思疎通がうまくいかない
  • 同僚との意思疎通が上手くいかない
  • 社内政治が上手くできない
  • 会社の常識に疑問を感じる

それぞれに対する対策を紹介していきます。

上司との意思疎通が上手くいかない

上司との意思疎通を上手く行うためにはやはり報連相が重要になります。

そんなの分かっているよ、と思うでしょう。しかし、本当に報連相ができているでしょうか?報連相ができていると言うためにはタイミングとマインドの2つに気をつけなければなりません。

報連相のタイミング

忘れてしまいがちなのは仕事をする前の相談です。仕事の進め方が自分の考えている通りでいいのか確認しましょう。急に発生した仕事に対して相談するのが面倒で自分の考えで行なっていませんか?こうした仕事の進め方をしていると上司は自分が無視されているように感じ不満を持ちます。

上司の気持ちになって考えてみましょう。もし、何かトラブルが発生した場合、何も相談ないと上司はどうしようもないですよね。相談があれば助言ができるので結果的にミスをしたとしても上司自身の責任もあるので怒りが抑えられます。

もちろん、上司に相談する暇がないと言う場合もあるのでその場合は事後報告を行います。その際には「時間がなくて相談することができませんでした」と言うことをしっかりと伝えましょう。ちゃんと上司を無視してないですよ、と言う意思を見せることで上司も不満を持ちにくくなります。

報連相のマインド

報連相のタイミングがわかりましたが、話しかける時のマインドが消極的だと意思疎通が上手くいきません。

例えば、仕事で仕方なくコミュニケーションを取ってくる人に対してはどう言った印象を持つでしょうか?悪い印象は持たないかもしれませんが、この場合、互いの感情が離れているので密なコミュニケーションが取りにくくなります。

こうしたコミュニケーションを取っていると下記のような問題が起こります。

消極的なコミュニケーションによって起こる問題
  • 情報が正確に伝わらない
  • 都合の悪いことを報告しなくなる
  • 感情的に疲れる
  • 話が前に進まず同じミスの原因となる

このように消極的なコミュニケーションを取っても互いに誤解が生まれます。上司としては「あんなに話したのに分かってない」と部下を怒ります。しかし、部下としてはきちんと報告したつもりなので「頑張ってコミニケーション取ったのに分かってもらえなかった」と不満が溜まります。これではストレスが溜まるだけでいいことがありませんよね。

とはいえ、すでに関係が悪くなっていてこうしたマインドを持てない、と言う人もいるでしょう。その場合はメールでの意思疎通をお勧めします。

メールで報連相する

上司が仕事ができない場合や論理的な話が通じないと言うことは良くあります。それが原因で人間関係が悪化している場合はメールを使いましょう。

メールの場合は言った言ってない、と言う議論が避けれますし感情的になってストレスが溜まるのも防いでくれます。それでも、ストレスの溜まるメールが来ますが直接話すよりはだいぶマシになります。

また、返信をするにしても論理的に考えないと筋の通った文章が書けないので自分が感情的になってしまうのを防ぐことができます。これにより仲の悪い上司とも生産的なやりとりが行えます。

同僚との意思疎通が上手くいかない

同僚との意思疎通が上手くいかない場合、その同僚と関わるのをやめましょう。上司とは違って同僚とは意思疎通しなくても仕事を回すことができます。

ただ、この同僚と良い関係を築きたい、と言う場合は同僚の承認欲求に答えることに注力しましょう。

上司の愚痴や会社への不満を聞くときもあると思います。しかし、その相手の意見に共感するように務め、「〜の仕事とか大変そうだよね。」とか「〜してくれて本当に助かるよ。」と言う言葉を投げかけてあげましょう。

ただ、100%嘘の言葉ではストレスになります。そのため、少しでも感謝していることや感心していることがあればその感情を500倍に増幅して優しい言葉を投げかけてあげましょう。少し面倒かもしれませんが自分の感情もハッピーになりますし、相手もハッピーになってみんなが得するのでオススメです。

雑用は積極的に行いましょう

同僚といい関係を作れなくても別の同僚といい関係を作ればいいのですが、敵を作ってはいけません。できれば味方を増やしておいた後々自分に有利に働きます。そのため、雑用は自分から行うようにしましょう。

雑用的な仕事は成果として評価されませんが、全ての人が感謝してくれる仕事です。何も言われなかったしても感謝してくれています。こうした恩を積み重ねておく事でいつか自分がピンチになったときに助けてくれる人が出て来ます。

それに、誰かに言われて雑用するのってストレスになりますよね。自分で決めて行う方が気持ちよく雑用ができます。どうせ誰かがやらなければならない仕事なので進んで行うようにしましょう。

社内政治が上手くできない

仕事を進めるときに自分の案は通らないけど他の人の案が通る、と言うことはありませんか?数回ならいいのですが通らないことが多くなると仕事が辛くなります。

多くの人は自分の案が魅力的じゃないからダメだった、と考えてしまいますがその考察が間違っているかもしれません。会社が何かを評価するときに案の魅力だけで評価していると言うことは滅多にありません。必ず何かしら社内政治が行われています。

社内政治は邪道で案が本当に魅力的なら通るはずだ、という考えの人が多いですが、実際に世の中では社内政治が行われています。自分の理想置いておき、まずは社内政治が必要なものだと言うことを認めましょう。

具体的に社内政治ってどうやるの?

社内政治が重要と言うことがわかっても具体的にどうやるの?と言う人もいると思います。言ってみれば仲間を増やし敵の味方を減らすと言う方法です。

権力を持っている人に事前に自分の案を説明してどんなメリットがあるかを説明したり、相手の案の弱点を教えておくと言うやり方が基本になります。

公式に説明することだけでは伝わりきらないことも多いので事前に1対1で説明することで自分の意見を100%理解してもらうことが出来ます。それに対し、他の人の意見が公式の場でしか説明されないとよくて70%程度しか理解されないので自分の案が通る可能性が高くなります。

自分の倫理観に反すると言う人もいるかもしれませんが、他の人が社内政治をしていて自分にストレスが溜まっているのならこうした社内政治も必要になります。

会社の常識に疑問を感じる

会社の常識が明らかに世間とずれている場合は転職を考えましょう。

社内政治について説明しましたが、こうした社内政治が行きすぎて世の中の常識の範囲外に出てしまうことがあります。こうした会社だと人間関係が汚くなり仕事が辛くなります。

世間ではパワハラでも社内では平気で行われるようになったり、法律で規制されていても社内では当たり前になっていたり、社内でいじめが起きていても見て見ぬ振りをする人が多くなる、などの問題が生じます。

こうした会社は後々世の中に対して大迷惑をかけるのですが、一人の力でこうした社風を改善させるのは無理です。そのため、転職することが現実的な解決策となります。

仕事内容

人間関係の次に仕事が辛くなる原因として仕事内容があります。入社するときには「こんな仕事がしたい」と言う希望を持っているのですが、働いてみると思ったのと違ったと言うことがよくあります。こうした仕事内容に関連したストレスは4つに分類されます。

仕事内容におけるストレス
  • 仕事に興味がわかない
  • 仕事量が多すぎる
  • 仕事量が少なすぎる
  • 仕事が覚えられない

それぞれについて対策法を紹介して行きます。

仕事に興味がわかない

仕事に興味がわかない理由として仕事への捉え方が原因の場合があります。

例えば介護施設の建設に関わっているとして鉄パイプやセメントを塗る仕事と捉えるのではなく、高齢者が気持ちよく人生の最後を迎えるための建物を建てている、と考えることで仕事に興味が湧いてきます。こうしたテクニックはジョブクラフティングと言われ心理学の世界でも研究されています。詳しく書いた記事もあるのでこちらも参考にしてください。

とは言ってもそう言ったメンタルを毎日持ち続けるのは難しかったりもします。そう言う人にはとにかく精一杯働く、と言う方法もあります。

とにかく頑張る

「いやいや、興味がないから頑張れないんじゃん。」と思うかもしれませんが人は興味があるから頑張れるのと同じぐらい頑張っていることに興味を持つことも分かっています。

2015年にPatricia Chen によって発表された論文では、最初は興味のない仕事だったとしても一生懸命頑張っているうちにやりがいを見つけ、興味のある仕事に就職した人以上に幸福感や年収が高くなっていた、と言う報告がされています。

実際に今までの人生でやってるうちに楽しくなった、と言うことはありませんか?スポーツや掃除、勉強など始める前は気が乗らなかったけどやっているうちに楽しくなったと言うことがあると思います。

そうはいっても…

ただ、自分のいる部署は上司の管理が厳しくて頑張れと言われても頑張りようがない、と言う人や頑張ったところで自分の仕事は近いうちにITに奪われるんだ、と言う人もいると思います。

そう言った人は早いうちに部署の異動や転職を考えた方が良いでしょう。管理が厳しい上司はマイクロマネジメントといって部下の人生を不幸にすることが知られています。また、ITに置き換わるような仕事なら別のスキルを身につけなければキャリアが伸ばせません。そのため、こうした問題を抱えている場合は部署の異動や転職を行うべきです。

仕事量が多すぎる

仕事量が多いと残業になり十分な睡眠時間が取れず生産性が下がり、さらに残業が多くなると言う負のスパイラルが生まれます。この原因として仕事の優先順位がつけれていない可能性があります。

仕事の優先順位は仕事の重要性と緊急性を考慮して行うようにしましょう。重要性は顧客や組織に与えるインパクトを元に考え、緊急性はいつが締め切りかを元に考えます。

そして、下記のような基準で仕事を進めていきます。

・重要で緊急ならすぐに行う。
・緊急性だけが高く自分で出来ないのなら他の人にやってもらう。
・重要性だけが高いのならスケジュールを立てて行う。
・どちらも低いなら行わない、もしくは暇なときに行う

こうした優先順位で行うだけでも無駄な仕事をせずに済みます。

しかし、よくある間違いは重要な仕事にも関わらず後回しにしてしまうと言うことです。緊急性に関してはわかりやすいので間違うことはあまりありません。

後回しにしてしまう原因として
・不確かな情報が多い
・自分の知識不足
・自分のスケジュール管理が甘い
などがあります。

仕事が回ってきたときになぜこの仕事をするのか、重要性や緊急性が将来的に高まる可能性があるのか聞くようにしましょう。

こうした優先順位をつけて仕事を行なっても引き受ける仕事が多いと仕事が終わらない原因になります。余計な仕事を仕事をしないためにも下記のことに気をつけましょう。

余計な仕事をしないために気をつけること

  • 自分の能力を過信しない
  • 想定外のことを想定する
  • 断る準備をしておく
  • 頼むべき人に仕事を頼む
  • 自分をよく見せない
自分の能力を過信してしまう。

スケジュールを立てる時に特に計算もせずに「自分ならこれだけの時間で終わらせられる」と思ってしまいます。これではスケジュール通りに仕事が進まずチームに迷惑をかけてしまいます。

過去の仕事の作業時間をなんとなくでも覚えておきましょう。スケジュールを立てる時の参考になったり、後から来た仕事をする時間があるのか判断する材料になります。

時間に制約があると頑張れる

フローニンゲン大学の研究では適度な時間の制約がある方が仕事に一生懸命になるというデータが出ています(R)。制約がゆるすぎても厳しすぎてもパフォーマンスが下がってしまいます。
その人の能力、仕事の難しさを考慮して適切な時間を決めた方が最大のパフォーマンスが発揮できるようです。

自分がどの程度の時間で仕事ができるかは仕事を抱えすぎないだけでなく、自分のパフォーマンス向上のためにも役立つみたいですね。

予定外の事を想定していない

スケジュールを立てる時には予定外の出来事も想定しておきましょう。

ミーティングが長引く、相手が待ち合わせに遅れる、予想していたよりも厄介な仕事、など過去の経験から予想外を予想しておきます。

時間が余ったら優先順位の低い仕事をしてもいいですし、休憩時間にしてもいいでしょう。時間に余裕をもってスケジューリングすることで予定通りに仕事が終わります。

断る準備をしていない

スケジュールを管理できるようになったら仕事を断るのが簡単になります。自分の予定が把握できていることで合理的に断れますし、断っても罪悪感を感じにくくなります。

また、相手も「これだけスケジュールが詰まっているなら仕方ないか」と諦めがつきやすくなります。

仕事を断れることで仕事が終わらない状況を脱する可能性が高まります。

頼むべきでない人に仕事を頼む

誰かに仕事を依頼する場合、関連のある仕事をしている人を選ぶようにしましょう。その仕事を行う能力がないとストレスを与えてしまったり、その人の生産性を低下させてしまいます。

また、仕事を依頼したなら仕事が順調に進んでいるか確認しましょう。頼まれた人が「どうやってこの仕事をすればいいんだ。」と悩んでるかもしれません。仕事を頼んだならサポートぐらいはしてあげましょう。

余計な仕事をしてしまう

緊急性と重要性が高い仕事をするときに職場で決まった方法があるかもしれません。「できる社員だと思われたい」という欲で先回りして仕事を行っても「このやり方じゃないと意味ないよ」ということになりかねません。

余計な仕事をしないためにまずは自分がやろうとしている方法で正しいか上司に相談してみましょう。

また、完璧を求めてもいけません。多くの仕事はどの程度のレベルが求められているのか分かりません。社内向けの資料なのに細部まで作りこんでも意味ないですよね。

ある程度仕事が進んだら提出し修正ポイントを指摘してもらいましょう。それにより余計な仕事を減らすことができます。

仕事が少なすぎる

仕事が多すぎてもストレスになりますが、仕事が少なすぎてもストレスになります。同僚が働いているのに自分が何もしていないと罪悪感がわきますよね。

こうしたストレスがある場合、ネットでできる勉強をしてみましょう。英語の勉強やマーケティングの勉強などネット上でも十分勉強できます。何か勉強していることで働いている人に対しての罪悪感を減らすことができます。

このブログも勉強になるように書いているつもりなので仕事でやることがないときにでも見てもらえたら嬉しいです。

仕事が覚えられない

仕事が覚えられない原因として3つが考えられます。

  1. 仕事を理解した気になっている
  2. 覚えるための努力が足りない
  3. 仕事に興味がない
仕事を理解した気になっている

仕事を教えてもらった時には「そういう事ね」と理解できるのですが、自分で最初から行う時にはどうしたら良いのか分からなくなるという人もいるでしょう。

これは仕事を本当の意味で理解していないと考えられます。
では、理解するとはどういうことなのでしょうか?心理学の世界では理解するということを3つに分解して捉えています。この考え方が参考になるので紹介しておきます。

理解するとは?

  • 説明できる
  • 共感できる
  • 別の視点から考えられる

この3つが満たされている時に理解したと言えます。

説明できる

仕事で一番重要なのは説明できることです。

仕事を理解したのなら説明も出来るはずですよね。教えてもらったことを自分に説明できるか確認してみましょう。そこからもう一歩踏み込んでファインマンテクニックを使うのも有効です。

ファインマンテクニックとは?

ファインマンテクニックとは子供にもわかるような簡単な言葉で説明できるか確認するという方法です。おそらく、忘れてしまったり、説明が上手く出来なかったり、手順の合理性が分からなかったりすると思います。そうしたポイントが自分の理解できていないポイントとなります。
これはノーベル物理学賞を受賞しているリチャード・ファインマン氏が用いていた方法です。これにより物事をより深く理解できるとされています。

私がファインマンテクニックを使う時に気をつけていたことは仕事の最終的な目標とその仕事の合理性を理解することです。

これにより、なぜその仕事をするのかが理解できるため記憶に定着しやすくなります。また、慣れるまでは紙に書き出すなどすると頭を整理できるのでお勧めです。

共感できる

説明された時に何か違和感がある時には理解していない可能性があります。本当に理解した時には説明されたことに合理性があり自分がやるとしてもその方法でやるだろうな、と共感できます。

しかし、共感できない理由を言語化するというのは難しいテクニックです。学んだことを自分自身に説明しつつ、なぜ?という質問を自分にすることで自分の違和感の正体がわかる時があります。

別の視点で考えられる

理解するためには別の人の視点で考えることも重要です。おそらく仕事をする時には複数の人が関わりそれぞれの立場でみている景色が違うはずです。自分の立場だけではなく他の人の立場に立って理解することで様々な角度から見ることができるようになります。

これにより、何かトラブルが起こった時にも臨機応変に対応することができます。誰も損をしないような対応をすることで仕事がスムーズに進みます。

覚えるための努力が足りない

理解できていたとしても覚えるためにはそれなりの努力が必要です。ドイツの心理学者ハーマン・エビングハウスが行なった研究では人は6日間で学んだことの75%を忘れてしまう、という結果が出ています。

こうした問題に対して2つの対策があります。

記憶に定着させるための対策
  • ナレッジエフェクト
  • テスト効果

ナレッジエフェクト

ナレッジエフェクトとは今ある知識に関連づけられると覚えるのが早くなる、という効果です。
すでに持っている知識に関連づけることで知識を体系的に保存することができ、脳の回路が構築されやすくなります。

何も知識のない分野の本を読む時に思ってたよりも時間がかかった、ということがあるかと思います。これは新たな知識が既存の知識に結びつかないからです。

仕事で教わったことが今までの経験に関連づけれないか考えてみましょう。マインドマップを書いてみると繋がりが視覚化できて記憶に定着しやすくなります。

テスト効果

テスト効果とは学んだことのテストを受けることで記憶に定着しやすくなるという効果です。

ワシントン大学の研究では文章を読んでテストを受けたグループは1週間後の記憶の維持率がテストを受けなかったグループよりも1.5倍高かったという結果が得られています(R)。
また、テストを受けるタイミングは学んだ直後と1時間後、1日後と繰り返すことで記憶に定着しやすくなるようです。

脳の回路を作るためには意識的に刺激してやらないといけないようですね。

例えば、上記で紹介したファインマンテクニックで書き出した説明の穴埋め問題を作りテストするという方法があります。これにより自分が理解できたか確認できるだけでなく、理解したことを記憶に定着できます。

仕事に興味がない

仕事に興味がないことも仕事を覚えられない原因です。興味がないときの対策はすでに紹介したのでここでは省略します。

待遇

仕事が辛い原因として待遇も影響します。仕事でキャリアを積んでいくにつれて待遇が良くならないとストレスの原因となります。こうした対策を紹介しますが、会社を敵に回すことになるので転職する覚悟も持っておいた方が良いでしょう。

待遇におけるストレス
  • 有給が消化しにくい
  • 給料が低い
  • 育休が取得しにくい

有給が消化しにくい

有給があるにも関わらず取得できないと言うのは違法です。特別な理由がないにも関わらず有給が取得できない場合は社内の相談機関や労働局に相談しましょう。

労働基準法39条にも時季変更権が行使できるような特別な理由がない限りは、有給休暇を取得することができると書いてあります。

使用者は、その雇入れの日から起算して六箇月間継続勤務し全労働日の八割以上出勤した労働者に対して、継続し、又は分割した十労働日の有給休暇を与えなければならない。
5 使用者は、前各項の規定による有給休暇を労働者の請求する時季に与えなければならない。ただし、請求された時季に有給休暇を与えることが事業の正常な運営を妨げる場合においては、他の時季にこれを与えることができる。

こうした相談で有利に話を進めるためにも有給の取得を妨害されたと言う証拠を集めましょう。何かにメモを取っていたり、メールの履歴や音声データがあると有利になります。

ただ、こうした手続きをとるとその後会社にいることが辛くなる可能性があります。こうした社風の会社は気に入らない社員に嫌がらせをしてきます。そのため、転職することも視野に入れてて続きをとるようにしましょう。

育休が取得しにくい

有給と同じように育休を取得させないのも法律違反です。育児介護休業法第6条に違反しています。

事業主は、労働者からの育児休業申出があったときは、当該育児休業申出を拒むことができない。ただし、当該事業主と当該労働者が雇用される事業所の労働者の過半数で組織する労働組合があるときはその労働組合、その事業所の労働者の過半数で組織する労働組合がないときはその労働者の過半数を代表する者との書面による協定で、次に掲げる労働者のうち育児休業をすることができないものとして定められた労働者に該当する労働者からの育児休業申出があった場合は、この限りでない。
一 当該事業主に引き続き雇用された期間が一年に満たない労働者
二 前号に掲げるもののほか、育児休業をすることができないこととすることについて合理的な理由があると認められる労働者として厚生労働省令で定めるもの

1歳に満たない子供がいる場合や1歳になっても保育所に受け入れ先がないという場合は1歳6ヶ月から2歳になるまで育休を取得できます。

ただ、雇用期間が1年未満の人や管理監督者や専門職の人は育休が取りにくくなるようです。

もし、育休がとれないという場合は都道府県にある労働相談コーナーや労基署に相談に行きましょう。しかし、育休が終わる頃には転職も考えた方が良いでしょう。こうした手続きをとっても育休を申請した人に不利益を与えてはいないという法律もありますが、何かしら理由をつけて不利益を与えてくることが考えられます。この辺はその会社の社風によりますね。

給料が低い

給料が低い場合、まずは転職活動を行いましょう。

でも、給料以外なら不満はなくて仕事にやりがいを感じていると言う人もいると思います。

ここでの転職活動というのは今の会社と交渉するためです。転職活動を行い他の企業からこれだけの金額を提示されているという材料があれば今の会社も給料を上げる可能性が高くなります。

ただ、自分が会社にとって必要ない存在の場合給料は上げてもらえません。その場合は転職をお勧めします。おそらく会社としても労働力が欲しいだけで社員のキャリアアップは考えていません。そんな会社にいるよりかはさっさと転職してしまった方が将来的に自分のメリットが大きくなります。

しかし、もし給料のためではなく仕事のやりがいを優先したい、などの考えがある場合は交渉はやめておきましょう。自分の立場が悪くなり今のやりがいのある仕事さえできなくなる可能性があります。こういったリスクも考慮して転職活動を行いましょう。

まとめ

今回は仕事が辛いときの原因とその対策法を紹介しました。

仕事が辛いときには逃げるというのも1つの手です。もし今回紹介した方法でもうまくいかず会社に行くのが辛い、というときはとりあえず退職して転職活動をするのもありです。

ストレスは溜め込むと人生を変えてしまうような病気の発症にも繋がるので注意しましょう。

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